日々是好日

今日はどんな日 行政書士ユウコの徒然メモ

在外選挙について調べるの巻

シンガポールに住んでいる妹から届いた画像

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COVID-19 Ag test 抗原測定キット

新型コロナウイルス抗原測定キットが全世帯、一世帯につき6つずつ届いたとのこと。唾液か何かを取ってポストに投函するの?と妹に尋ねたところ、妹曰く、鼻から取って(鼻腔ぬぐい液と呼ぶそうですね)15分ほどで判定する、妊娠検査薬のようなものだそうです。そこでふと、妊娠検査薬って薬じゃないのに、どうして妊娠検査っていうのかしら?と、思ったのでした。
それはさておき、シンガポールでは各自のスマホ画面「ワクチン接種済みステータス表示(通称ワクチンパスポート)」を外食時、ホテルステイケーション時に提示してシンガポールらしく合理的にメリハリのある生活を過ごしている様子。

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スマホアプリでvaccinated(ワクチン接種済)を表示

内容をタイトルに戻しますと、今年は衆議院議員総選挙があるので在シンガポール日本国大使館から妹宛てに在外選挙のお知らせメールが届いたそうです。お知らせの趣旨は今回はCOVID-19 感染防止の目的から積極的に「郵便等投票」を利用しましょうとのこと。在外日本人選挙権といえば、憲法を勉強中の方は「違憲判決!」と言葉が出るかもしれません。
その「郵便等投票」の手続が外務省のホームページを見てもよくわからず、いろいろ見ていたら「在外選挙の制度・手続きの概要」について、在バンクーバー日本国総領事館 公式YouTubeチャンネルがわかりやすかったのでご紹介したいと思いました。冒頭部分の「海外にいるから日本のことがわかる」はごもっともだと思います。

【ご紹介】在外選挙の制度と手続き(バンクーバー日本国総領事館より)

 

郵便等投票について(外務省)

www.mofa.go.jp

「郵便等投票」は、海外にいる日本人が「投票用紙等請求書」と「在外選挙人証」を日本の登録地の市区町村選挙管理委員会あてに国際郵便等で送付し投票用紙を請求。→投票用紙が日本から届く→投票用紙に記載、投票用紙をまた国際郵便で日本に送付するそうです。投票用紙の請求と記載済み投票用紙の送付にかかる国際郵便費用は自己負担とのこと。そこは仕方がないのかもしれませんが、投票用紙をゲットするために請求書(紙)に記載して国際郵便で送って、届いた投票用紙に記載してまた国際郵便で送って、と手間と時間がかかる手続きに驚きを感じた出来事でした。日本はオンライン化はまだ難しいとしても大使館や総領事館で取次してくれたらいいのにと誰もが思うことは、やはり最後に注意書きが付いていました。
※大使館や総領事館には、郵便等投票のための投票用紙を請求することはできませんので、必ず登録地の市区町村選挙管理委員会に直接請求してください。

2021.09.18