日々是好日

今日はどんな日 ユウコイモの徒然メモ

「バウチャーの期限があるからスーパーへ」で知った、シンガポールのバウチャー制度

シンガポールに住む妹との何気ない会話の中で、彼女がこんなことを言いました。
「バウチャー(金券)の期限がもうすぐだからスーパーに行ってくる。何に使おうかな。」

話を聞いてみると、シンガポールでは、
物価上昇による生活への影響を和らげるため、政府がシンガポール人世帯に対して電子バウチャーを配布しているそうです。
この支援はコロナ禍以降も継続的に行われているとのことでした。

バウチャーにはいくつか種類があり、例えば、

  • 屋台(ホーカー)で使えるもの(約2万円相当)
  • スーパーで食料品や日用品に使えるもの
  • 家電の購入や水回りの修繕、リフォームなどに使える「環境バウチャー」と呼ばれるもの

などがあります。

スーパーや身近な屋台といった、日常生活に密着した場面ですぐに使える点はとても実用的ですし、使用期限が設けられていることで、支援が使われずに終わってしまうことを防ぐ仕組みになっている点も、よく考えられていると感じました。

一方、日本にもさまざまな支援制度はありますが、対象や内容が分かりにくく、「実際に支援を受けているという実感が持ちにくい」と感じることがあります。

その点、シンガポールのバウチャーは、「いつ・どこで・何に使えるのか」が明確で、生活の中で自然に意識され、使われています。

支援制度は「あるかどうか」ではなく、「意識されて生活に届いているか」、そして「早めに消費が生まれ、地域経済に波及しているか」が大切なのだと、改めて考えさせられました。

2025.12.20