今日は出先で(K町とします）、ランチにどうしてもお粥が食べたくなりました。中国大連で暮らしていた時によく食べた鶏ベースのシンプルなものがいい。このK町は私が住む千葉県北西部から1番近い「東京」の遊び場で学生の頃アルバイト先もこの辺りだったので土地勘はあります、と言い切ったもののそれは20年以上前の話なのでこの発言は却下。中華粥がありそうお店はその佇まいから判断できる自信があったので、思い当たる場所を見てまわりたい気持ちはあったのですが、いかんせん暑くて歩きたくない。大通りの向こうを見渡すとコロナ禍で営業を自粛されているのかシャッターが閉まっているお店も多くありそう。このような時は手っ取り早く、ホテルに入っている中国料理店ならお粥があるだろうと思って向かいました。
コロナ禍だからかホテル内は人が少なくて広い空間を独り占めできて快適です。2階の中国料理店に行ってみるとその佇まいからはお粥がありそうな予感。入口で店員さんに聞いてみました。「中国のお粥がどうしても食べたくて、こちらならあるかもと思って来てみました」。店員さん「お粥はやってないんですよ～」残念！
諦めて、仕方なく「お粥 K町」と検索するとお粥専門店がありました！勘に頼らず初めから検索すればよかったですね。中国・中華料理のカテゴリではないお店なので、私が欲している中国のお味かどうか不安でしたがお粥が食べたいので行ってみよう。
手指を除菌して店内に入ると店員さんが検温をしてくれます。メニューはシンプルで可愛らしいイラストになっています。それぞれに効能書きがあり、見ているだけでも楽しい。そうそう、美味しいだけじゃなくて健康にも美容にもよいものが食べたいですよね（メニューを見ながらのひとりごと）。価格にも納得感があって、すぐに心をつかまれました。
そして、このコロナ禍にお客様でいっぱいです。女性ひとりで来ている方が多く、ほかは男女が3組。私が注文している間に1階席はすぐに満席になり、次々と来店される方は2階席へ。さらに外でお待ちの方も出始めました。事前にテイクアウトの注文をして、受け取りに来る方もいます。お支払い方法も各種に対応しているし、店員さんもテキパキとしていて感じも良くて、コロナ禍でも繁盛しているお店の例を見学させてもらった気持ちです。肝心のお粥のほうですが、まさに食べたかったお味で大満足。嬉しい発見でした。次回は油条（揚げパン）も注文して、中国スタイルでいただこうっと。
繁盛ぶりに納得
2021.08.18
